ジンのお店で、
最初の一杯をどう頼む?
資料確認:2026年10月20日

銘柄を覚えてから、お店に行かなくても大丈夫。最初は「ジンは詳しくないのですが、柑橘の香りが好きです」から始めてみませんか。伝えるのは知識ではなく、好みと、今日飲みたい量です。
「柑橘の香りで、ジンは少なめにできますか?」
「甘さと苦さは少しなら大丈夫です。ジントニックを、ジンの量を少なめにして作れますか。注文前に値段も知りたいです」
これは注文の一例です。甘みや苦みが苦手なら、その部分だけ自分の言葉に替えてください。好みがまだ分からなければ、「初めてなので相談したいです」だけでも、会話の入口になります。
香り、苦手、予算。三つ分かれば相談しやすい。
棚に知らないボトルが並んでいても、端から名前を読む必要はありません。「レモンや柚子の香りが好き」「お茶の香りが気になる」。ふだんの食べ物や飲み物から、思い当たるものをひとつ伝えてみましょう。ボタニカルという言葉を使わなくても構いません。
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好きな香りは「柑橘の香りが好きです」。苦手な味は「甘さは控えめが好みです」。量と予算は「ジンは少なめにできますか」「料金も先に知りたいです」。対応できるか確かめてから注文する。割り材だけを増やしても一杯に含まれるアルコールの総量は減らない。
次に、避けたい味を。「甘すぎるものは苦手」「苦みは控えめがいい」「炭酸の刺激が強いものは避けたい」。好きな味より、苦手な味のほうが言いやすい日もあります。そこから選んでもらうのもひとつの方法です。
予算も、注文を確定する前に。メニューで分からなければ「一杯の値段と、席料などを含めた目安を教えてください」と聞いておきます。チャージは、飲み物代とは別にかかる席料などのこと。あるかどうか、何が含まれるかは店ごとに違います。入る前に公式メニューや案内を見ておくと安心です。
「ジントニック」と「ジンソーダ」は、違う入口。
ジントニックのトニックウォーターは、一般に甘みとほろ苦さのある炭酸飲料。たとえば「ウィルキンソン トニック」は糖類を含み、公式に苦みと酸味を特徴として案内されています。単なる無糖炭酸水ではありません。[1]
甘みや苦みをあまり加えたくなければ、無糖炭酸水で割るジンソーダを相談するのも一案。「ジンソーダで、柑橘の香りのものはありますか」と聞いてみましょう。ジン自体の香りやアルコールの刺激もあるので、割り方と量を一緒に相談するのがおすすめです。
「薄め」より、「ジンの量を少なく」と伝える。
炭酸水を増やすだけなら、一杯に入っているアルコールの総量は変わりません。アルコール量を抑えたいときは、「ジンそのものを少なめに」と伝えるほうが意図が明確です。純アルコール量は、お酒の量と度数から計算されます。飲み口の軽さだけでは判断できません。[2]
少量での提供が難しいこともあるので、できるかどうかを確かめてから注文を。お酒を飲まない日は、ノンアルコールの選択肢を聞いても構いません。
一杯が届いたら、感想はひと言でいい。
気に入ったら「この柑橘の感じが好きです」。少し違ったら「香りは好きですが、甘さはもう少し控えめが好みです」。上手な感想を言おうとせず、ひとつだけ伝えてみてください。次の注文をしなくても、自分の好みを知る材料になります。
聞けそうなら、使っているジンの名前も。銘柄だけでなく、トニックかソーダか、添えられた果皮やハーブも一緒にメモすると、後で思い出しやすくなります。たとえば「『季の美 京都ドライジン』(きのび)のソーダ割り」のように、名前と飲み方をひと組で。
水も頼んで、自分のペースで。一杯を飲み切ることも、二杯目を頼むことも目標ではありません。初めてのお店で持ち帰りたいのは、たくさん飲んだ記録より、「自分はこんな香りが好きなんだ」という、小さな発見です。
飲酒は20歳になってから。運転する日は飲まないでください。体調に合わせ、無理をせず、飲まない選択も大切に。飲む場合は、量を先に決め、食事や水も取り入れましょう。[3]
出典・確かめたいこと
- アサヒ飲料|ウィルキンソン トニック:製品の苦み・酸味、糖類を含む原材料。
- 厚生労働省|飲酒量(純アルコール量)について(PDF):純アルコール量の算出方法。割り材を増やすだけでは元のお酒のアルコール量は減らないことの根拠。
- 厚生労働省|健康に配慮した飲酒に関するガイドライン(PDF・5ページ):量を決める、食事をとる、水を飲むなどの留意点。
資料確認:2026年10月20日